エデュース 学校経営研究所ブログ

【開催報告】 『第1回大学ミッション経営研究会』

イベント開催報告

2015年09月14日

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去る9月11日(金)中央大学駿河台記念館にて
エデュース学校経営研究所・大学マネジメント研究会後援にて
『第1回大学ミッション経営研究会』が行われました。
 
当日は関東・関西から24名の参加者を迎えました。
 

開催概要

日時:2015年 9月11日(金)
   18:30-21:00  ※終了後、懇親会を予定しております(会費制:3000円/1名)
会場:中央大学駿河台記念館 3階 310号室 (アクセス:JR中央線 「御茶ノ水駅」徒歩3分)
 
講演① 基調講演「『大学のミッション経営』とは何か?」
  エデュース学校経営研究所特別首席研究員 本間 政雄
 
講演② 事例発表 『大学ミッション具現化に向けた経営管理システム』
  学校法人福岡工業大学 常務理事 大谷 忠彦 氏
 
 

 研究会の様子

 
第1部として弊所特別首席研究員本間政雄より、『「大学のミッション経営」とは何か?』と題した基調講演が行われました。国立大学が中長期計画を求められるようになった経緯に触れ、大学には社会の中で国家・社会・産業界などから与えられる「ミッション」があり、またそれに応えていく存在であることを明確にした上で、どのようにミッションを実現していくかというテーマについて講演を行いました。
 大学を進みゆく船に例え、目的地(ミッション)は明確か、航海図(中期計画)はあるか、そして経営陣はキャプテンとして・教職員はクルーとして何が求められるか、ご自身の多様な経験や、海外視察で得た知見など具体的な事例を上げながら説明しました。特にクルーの育成、合意形成の取り方などについては、参加者アンケートでも「本間先生の言葉が響きました」「非常に分かりやすかった」という声が聞かれました。
 
第2部は学校法人福岡工業大学常務理事 大谷 忠彦先生をお迎えし、『大学ミッション具現化に向けた経営管理システム』と題して、福岡工業大学における中期計画策定の事例をご紹介いただきました。平成10年から始まり、今期で第6期目となるマスタープラン(中長期計画)と、その策定方法、それを実現するためのアクションプログラムを通じたPDCAサイクルについてお話いただきました。計画を基にしてこそ実現できる大胆なキャンパスの建て替えなど、学生目線の様々な施策によって志願者を右肩上がりに伸ばしてきた実績をご紹介いただき、参加者からも「自学の遅れを痛感した」「危機的状況からの脱出策を聞き参考になった」など、刺激を受けたという声が多く聞かれました。
 
 
会場が狭く、ご参加の皆さまにはご迷惑をおかけしましたが、質疑応答でも多くの質問が寄せられ、またその後に行われた情報交換会でも熱い議論が交わされる様子があり、志高い方々に恵まれた実り多い研究会となりました。ご参加の皆さまには心より御礼申し上げます。
 
今後もエデュース学校経営研究所では、「大学ミッション経営研究会」を継続的に開催して参ります。皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げております。
 
 

今後のスケジュール

 
第2回 大学ミッション経営研究会
10/16(金)  18:30~20:45 (21:00より近隣店舗にて情報交換会を予定しております:2時間程度・途中退席も可能です)
 
「大学ミッション経営研究会」今後のスケジュール(予定)
11/20(金)  12/18(金) 
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