【開催レポート】教職協働の最前線~大学のミッション経営の実現に向けて~
イベント開催報告
2020年08月25日
2020年7月29日(水)、エデュース学校経営研究所としては初の試みであるオンラインシンポジウム「教職協働の最前線~大学のミッション経営の実現に向けて~」を開催いたしました。
7月26日(日)~7/28日(火)に第一弾として事例報告の録画配信を行い、7月29日(水)に第二弾としてLIVE配信によるパネルディスカッションという形式で実施いたしました。
録画、LIVE配信の合わせて延べ126名の方にご参加いただきました。
開催の内容は以下のとおりです。
第一弾:調査報告・事例報告
調査報告『教職協働に関する調査報告』
松本 雄一郎
エデュース学校経営研究所 所長
事例報告『教職協働の取り組み』 収録時間 各20分/合計80分
真銅 正宏 氏 (追手門学院大学 学長)
稲葉 興己 氏 (学校法人玉川学園 高等教育担当理事)
安田 智宏 氏 (関東学院大学 入学課長 兼 広報課長)
本間 政雄 (エデュース学校経営研究所 特別首席研究員・大学マネジメント研究会 会長)
第二弾:パネルディスカッション
『教職協働に関する共通課題を乗り越える』
コーディネーター:松本 雄一郎 / パネリスト :真銅 正宏 氏・稲葉 興己 氏・安田 智宏 氏・本間 政雄
~参加者のご感想 ※参加者アンケートより ~
・教員組織主導と理事会主導があり、それぞれのメリット、デメリットをわかりやすく整理されておられました。どちらであれ、「学生を巻き込むこと」=教員・職員が学生視点で同じベクトルを共有するが大事であり、目的が明確でそれが共有出来ておれば、教職協働は進むのではないかと思いました。課題はその共有がなかなか難しいことだと思います。
・「教員の嫌がることは意思決定できないのが現状」職員は機能を代替するのではなく、教員では踏みこめない、なし得ないことに対し、職員が切り込んでいく必要があると感じました。
・真銅先生、本間先生が口をそろえておっしゃっていた「マインドセット」「心構え」というキーワードが印象的でした。また、教職協働は意思決定のスピード感が大事であるということを日々実感しておりましたので、同じご意見を先生方がお持ちであったことで、より強固な想いになりました。