【Podcast配信】エデュ研ラジオ(Podcast)配信スタート!
研究活動
2024年04月01日
エデュース学校経営研究所がお送りするPodcast、略して「エデュ研ラジオ」リリース!
エデュース学校経営研究所より、新しいPodcast番組のリリースをお知らせいたします!
私たちエデュース学校経営研究所は、これまで高等教育に関するトレンドをいち早くキャッチし、シンポジウムの開催、書籍の出版、大学経営層へのインタビュー記事の公開など、様々な形式で発信してまいりました。そして今回、私たちの活動の新しい試みとして、Podcast配信を開始する運びとなりました。
この新しいPodcast番組では、高等教育における最新のトレンドを掘り下げることで、そこから示唆や洞察を得ることができる音声コンテンツをお届けします。私たちは、教育関係者だけでなく、高等教育に関心を持つすべての人々にとって価値ある情報源となることを目指しています。
記念すべき最初のシリーズは「18歳人口減少と高等教育の未来」。初回配信では、私学の公立化、留学生の受け入れ、私学法改正といったトピックに焦点を当て、それぞれのテーマの背景や社会・教育への影響、そして未来について深掘りしていきます。
今後も、リスナーの方々の興味を引くテーマを取り上げ、時にはその分野の専門家をゲストに招いて、より豊かな議論を展開していく予定です。
エデュース学校経営研究所のPodcastは、教育の未来を見据え、その変化を一緒に探求する場となることでしょう。ぜひ、通勤・通学やスキマ時間を活用してお気軽にお聞きください。
番組概要
「18歳人口減少と高等教育の未来」シリーズ
現在の18歳人口は約110万人とされていますが、今後その減少はますます加速し、2030年には104万人となり、2040年までには100万人を大きく割り込みます。ちなみに、2022年の出生数は77万人、そして2023年は厚生労働省の人口動態統計速報によれば76万人を下回ると予測されており、これらの数字は、2018年に中央教育審議会が発表した「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン」における2040年の18歳人口予測88万人を大きく下回るもので、日本の高等教育にとって前例のない課題を提示しています。
このシリーズでは、18歳人口の減少が高等教育に与える影響と、この状況を乗り越えるための未来について、以下の3つの視点から議論を展開します。
vol.1:「私学の公立化は地域と学生を救うのか」
vol.2:「日本は世界から学生を集めることができるのか」
vol.3:「私学法改正の真の狙いとは」
出演者紹介
特別首席研究員:本間 政雄
1971年名古屋大学法学部卒、旧文部省入省。London School of Economics修士。
旧文部省総務審議官を経て、2001年京都大学事務局長(04年理事・副学長)。
07~12年立命館副総長、立命館アジア太平洋大学副学長。
13~14年関東学院常務理事。
05年大学マネジメント研究会を設立し、会長を務める。