[セミナー開催レポート]迫る2018年問題 超少子化時代の学生募集戦略
- 会場
- 東京、大阪
学校経営改善セミナー2014秋
18歳人口が再び大きく減少し始める2018年まで後4年、超少子化時代を生き抜くためには、今から中長期的に取り組み、他校の差別化を図っていくことが重要です。学生募集を戦略から考え直し、次年度の策を練るための知見を提供できればと、10月20日には東京で、同月24日に大阪で、学校経営改善セミナーを開催いたしました。
WEBを制する学校が、入試広報を制する
第一部では、入試広報戦略のうち、特にWEBマーケティングについて取り上げました。インターネットが普及し始めて10数年、今や「ITを深堀りする時代になってきた」と櫻田氏は語りました。私たちの生活は、インターネットを切っても切れない状態にあります。インターネットがすべての入り口になりつつある今、最新のWEBマーケティングを自由自在に使いこなすことが、入試広報でも重要になってきています。講演では、WEBマーケティング戦略の立て方から、最新キーワードの紹介まで広く取扱いました。
[参加者の声] |
”変わらない”というリスクもある
続く第二部では、入試広報戦略自体の見直しと構築法について、STPやAIDMAの法則などのマーケティングセオリーをいかに学生募集に応用するかというお話をいたしました。どちらかというと、“変わる”ということにリスクを感じてしまいがちですが、一方で、周りの環境は変化し続けています。したがって“変わらない”というリスクもあるのだと木村氏は語りました。入試広報戦略も、常にレビューを行い、状況に応じて柔軟に戦略を練り直せることが肝です。当日は、戦略を机上の空論で終わらせず、実際に実行できるよう施策に落とし込むためのツールも配布させていただきました。
[参加者の声] |
データの取得はデータの分析方法、目的から逆算して実施
最後の第三部では、データ分析に基づいて募集戦略のPDCAを回せるよう、データの分析方法について具体例をご紹介しながら説明いたしました。志願者との最初の接触である資料請求時、それから直接接触する来校時が、直接の志願者データを取得できるチャンスです。しかしながら、データの分析方法や目的が明確になっていないと、募集戦略を練り直す際ための分析に必要な、“取得すべきデータ”を取得しそびれてしまいます。つい後回しになってしまいがちなデータの管理・分析について、実践的なレクチャーをいたしました。
[参加者の声] |
当日は、会場はほぼ満席、東京・大阪合わせて94校108名の方がご参加くださり、大盛況に終わりました。
今回初めてご参加くださった方も多く、「入試広報の業務に就いて日が浅いため、戦略的なアプローチについて勉強させていただき有難く思いました。来春のセミナーにも是非参加したいと思います」「初めて参加しました。他業者の広報セミナーとは異なり、具体的なものでした。参加できてよかったです」
など、うれしい声を頂きました。
リピートくださった方からも、「WEBトレンドからプランニング、そして分析の具体例と、今回も非常に役に立つ内容でした。また参加したいです」などの声をいただきました。
※講演の詳しい内容は、追ってエデュース学校経営研究所のブログにまとめて掲載いたします。ご覧いただければ幸いです。(エデュース学校経営研究所 ブログ https://educe-ac.com/blog/68.php)
学校経営改善セミナーは、最先端の学校経営に関する知見を公開し、実際の学校現場で役立てていただくことを目的とし、定期的に開催しております。次回の詳細情報は、順次HPにて掲載してまいります。皆さまのご参加をお待ちしております。
開催概要
タイトル |
迫る2018年問題 超少子化時代の学生募集戦略 |
講師 |
櫻田勝久(パートナーコンサルタント) |
日時・会場 |
東京会場
大阪会場 |
参加費 | 無料 |